As the old cock crows, so crows the young.
以前出た『as』の「~のように」と訳すパターンから。
この形を説明するのに、便宜上『as』 は『関係副詞』,『so』 は『指示副詞』とすることもあるのだが
『接続詞』としてとらえて十分に足りるので、それでいってみよう
『cock(おんどり)』が『主語』で、『crows』が「からす」の『複数形』ではなく、『動詞』で「鳴く」の『3単現のs』がついた形。
the old cock crows
「親鳥が鳴く(時をつくる)」
『so』が「そのように」という意味の『副詞』で
これが出てきたために、『crows』と『動詞』が前に出てきてしまった『倒置』
the young (cock) crows so
「若鳥がそのように鳴く」
As the old cock crows, so crows the young.
「親鳥が鳴くように、(そのまんま)若鳥が鳴く」
この
『as ・・・ , so ~』
のパターンのことわざはいくつかありそうなので、興味があれば広げてみましょう。
今回の『as』のパターンとしては、日常会話でも
『as you know』
「ご存じのように」
などと使われます。