人の口には戸が立てられぬ-世間のうわさや評判は止めることはできない-

2015/01/21 投稿

Anyone can start a rumor, but none can stop one.

『but』が『接続詞』のなかでも『等位接続詞』といわれるもの。

これは文と文をつなぐだけではなく、節や節、句や句、単語や単語の単位をつなぐことができる『接続詞』であるということ。

今回の例では文と文。

 

Anyone can start a rumor

『Anyone(誰か、誰でも)』が『主語』

「誰もがうわさを(言い)始めることができる」

 

none can stop one.

『none(=no one)』が『主語』で「ゼロの人=誰も・・・ない」

『one』は『代名詞』で前に出てきた単語を指す。今回は『a rumor』。「うわさ」なので、元とまったく同じとは限らないので、『it(それ)』を使っていない。

 

Anyone can start a rumor, but none can stop one.

通常の『接続詞(従属接続詞)』が、後ろの文をひきつれてきて(従属節)、もう一方(主節)につなげているのに対し

『等位接続詞』では並べているだけ、という感じで、そのまま前からつなげていくのがよい。

「誰でもうわさを始められる、誰もうわさを止めることはできない。」

 

良いうわさはいくらでも広まってほしいんですけどね(笑)

うわさは怖いです、はい。