おかげさまで『学伸奏の杜』は10周年を迎えました。
ひとえに通い続け頑張ってくれた生徒たち、それを温かく、時には厳しくサポートしてくださった保護者の方々のおかげです。
これからも頑張る生徒の後押しをし、微力ながら地域の活性化に貢献していく所存です。
まずはこの10年の振り返りをしてみたいと思います。
進学実績(上位校のみ)
公立高校 | 私立高校 | |
2016 | 八千代高校 | 日大習志野高校2名 |
2017 | 八千代高校2名 | |
2018 | 薬園台高校 | 昭和秀英高校 |
2019 | 船橋高校 小金高校 | 芝浦工大柏高校 日出学園【特進】 |
2020 | 佐倉高校3名 薬園台高校 | 日大習志野高校4名 八千代松陰高校【IGS】5名 |
2021 | 船橋高校 薬園台高校 | 昭和秀英高校 日大習志野高校2名 |
2022 | 佐倉高校 船橋東高校 | 渋谷幕張高校 日出学園【特進】2名 |
2023 | 船橋高校 | 昭和秀英高校 |
2024 | 佐倉高校3名 船橋東高校 | 日大習志野高校2名 日出学園【特進】2名 |
2025 | 佐倉高校2名 | 昭和秀英高校 日大習志野高校2名 |
毎年10名そこそこの生徒数ではありますが、個人塾としては頑張れているのではないでしょうか。『学伸奏の杜』自慢の生徒たちです。
ところが今年は受験生の人数的にはこの10年で初年度と並び少なくなっております。そこで塾を立ち上げたその初年度を振り返ってみたいと思います。
塾を立ち上げたのが2014年の冬期講習。中3の体験はおろか、中2すらおりませんでした。
中2が初めて来てくれたのが2月体験、3名が体験し、2名が入塾してくれました。これが『学伸奏の杜』の初めての受験生であり、歴史の始まりです。
・入塾前273点(2学期期末/2月体験)→313点(3学期期末)→最高382点(2学期期末)
・入塾前342点(2学期期末/2月体験)→375点(3学期期末)→最高459点(2学期期末)
どちらも一中の生徒さんでしたが、この後、五中の生徒さんも春期までに3人体験に来てくれました。
・入塾前409点(3学期期末/3月体験)→402点(1学期中間、順位は15位上昇)→最高425点(2学期期末)
・入塾前327点(3学期期末/春期体験)→396点(1学期中間)→最高414点(2学期中間)
・入塾前353点(3学期期末/春期体験)→430点(1学期中間)→最高444点(2学期期末)
3年新学期としては、たった5人のスタートでしたが、全員が頑張って結果を出してくれたおかげか、この後たくさんの3年生が塾を体験してくれました。三中からも来てくれました。
・入塾前273点(1学期中間/6月体験)→279点(1学期期末)→最高384点(2学期期末)
・入塾前356点(1学期中間/6月体験)→342点(1学期期末)→最高376点(2学期期末)
・入塾前419点(1学期中間/6月体験)→447点(1学期期末)→最終436点(2学期期末)
・入塾前278点(1学期中間/7月体験)→289点(2学期中間)→最高339点(2学期期末)
・入塾前290点(1学期中間/7月体験)→335点(2学期中間)→最高345点(2学期期末)
・入塾前304点(1学期中間/夏期体験)→298点(2学期中間)→最高329点(2学期期末)
・入塾前417点(1学期中間/夏期体験)→412点(2学期中間、5位上昇)→最高446点(2学期期末)
これが初年度12名の全結果ですが、特筆したいのは内申点、成績です。
最長でも9か月、1年足らずの期間ではありましたが、最高でプラス11、全員が1以上内申を上げることができ、12名全員の平均でもプラス4.16の結果を出すことができました。
『学伸奏の杜』なら今からでも十分間に合います。
実績に関しても
6月体験→船橋高校(入塾前472点→最高48?点)
6月体験→佐倉高校(入塾前420点→最高447点)
9月体験→船橋東高校(入塾前402点→最高450点)
10月体験→船橋東高校(入塾前428点→最高445点)
当然、差を埋めるための本人努力は必要になりますが、3年からでも間に合う取り組みをしています。
【英語】週3コマ
単語暗記+熟語暗記+教科書本文暗記
3年はとにかく知識の土台づくりを徹底します。まずは文を暗記するためのかたまりの意識、文型の理解があると暗記が容易になります。単なる丸暗記ではなく、日本語→英作の意識が大切になります。
この知識の土台の上に、2学期以降の実践的な語順整除の演習により、英語のしくみの理解が重なると飛躍的な英語の伸びにつながります。ここから英語長文の演習も始めていきます。かたまりの意識があるので、スラッシュリーディングにつながり、読むスピードが向上します。
最終的には「日曜特訓」で3つに分けたレベルごとに英語の完成を目指します。
※英語が苦手な生徒さん向けに火曜日の授業後に補習を行っております。
【数学】週3コマ
夏期講習までに中3内容をひととおり終わらせます。それでも基本的にはどの単元も2周します。中3の平方(根)の計算知識は、二次関数、相似、三平方、全てにつながる重要単元になりますが、理解するだけでは得点になりません。繰り返しの演習により、頭というより身体で理解することが重要になります。また、入試では関数が確実な得点源になりますので、夏期講習の中期で一次関数の復習から始めて二次関数へつなげます。
2学期からは問題ごとに何をすべきかの定石を身につけます。手が動くことで、経験に頼らない初見問題への手ほどきが目標です。
これでも例年、模試では得点できない生徒が多くいる科目になりますので、最終的に「日曜特訓」のレベル別に分けた3コースで計算力を高め、ミスを少なくすることで得点力を磨きます。
※数学が苦手な生徒さん向けには木曜日の授業後に計算を中心に中1からの振り返りを行っております。
※逆に得点力を身につけたい生徒さん向けには土曜の授業前に私立一般受験を目標にした、中学受験算数の演習解説をします。算数的な知識が向上することで、計算力がつき、ミスが減り、問題の解法への気づきが深まります。
【国語】週1コマ
2学期中盤までは古典を徹底的に演習します。実は近年得点配分が増えていますが、学校の古典の授業だけではまったく対応できません。早めに対応することで、2学期からの過去問演習につながり、本番での得点力につながります。
※国語が苦手な生徒さん向けには火曜日の授業後に国語の解き方の基本を手ほどきします。
【社会】週1コマ
夏休みまでに公民まで1周し、2学期からの2周めにつなげます。今年は補習で早めに1年からの振り返りを始め、夏休みまでに中2までの復習を終わらせます。今からでも間に合う、が旗印です。
※社会の補習は土曜の授業後に行っております。中1の最初から覚えなおします。
【理科】週1コマ
夏休みまでに全3学年の内容を終わらせます。今年は補習で早めに1年からの振り返りをしています。特に夏期講習中期は一般的に苦手になりがちな化学分野を徹底して復習して、夏期講習後期のイオンの分野につなげます。この連動が本質的理解につながり、入試本番での得点となるのです。逆に言えば、理科も社会と同じく、今から間に合うを旗印に入試での得点源にします。
※理科の補習は土曜の授業後に行っております。中1の最初から計画的に覚えなおします。